静岡市花と緑のまちづくり協議会主催の秋の園芸市に協力し、谷津山再生協議会が日本平トレッキングのエスコートをしました。
15名の参加者があり、主会場の清水日本平運動公園から日本平の頂上まで歩いて往復。秋晴れのなか里山の自然を体感できました。
日本平夢テラスの下にたくさんのフジバカマがあり、ちょうどアサギマダラがたくさん来ていました。
谷津山再生協議会は、9月20日(日)・21日(月)の秋の園芸市で谷津山歩きing(やつやまあるきんぐ)を実施しました。
谷津山再生協議会は、9月5日(土)に静岡学園高校の一年生約200人と谷津山散策を行いました。
植物を採取して、植物の分類について学ぶ講座を行いました。
谷津山再生協議会は、5月2日(土)に静岡学園高校の一年生約100人と谷津山散策を行いました。
谷津山再生協議会は、4月18日(土)に静岡学園高校の一年生約300人にこれから谷津山で「谷津山って何だ!!」と題して話をしました。これから一年を通して谷津山での散策体験や、谷津山活用モデルエリアで調査体験などをしてもらう予定になっています。体験からぜひいろいろなものを感じとってもらいたいと思っています。
谷津山再生協議会は、4月18日(土)・19日の春の園芸市で谷津山歩きing(やつやまあるきんぐ)を実施しました。両日とも9時30分、10時の2グループに分かれて東静岡にぎわいゾーンから静岡市提供のバスで出発です。清水山公園からは、谷津山山頂、ピクニック広場を通り、護国神社へ降りて東静岡駅まで2時間半ほど歩きました。会員は参加者の皆さんに谷津山の周辺にある寺社や谷津山の名前の由来、古墳などの話、谷津山の環境や放置竹林、伐採した跡地の管理の話などをしました。18日は、風が強く、19日はいつ雨が降るかわからないほど、不安定な天気でした。それでも両日とも無事に行うことができました。
当会では谷津山を一緒に歩いていただくことで、谷津山の魅力を情報発信しています。
谷津山再生協議会は、3月14、15日に行われた静岡科学館る・く・るの「サイエンスピクニック2015」で、ブース出展とミニトークを実施しました。昨年に引き続き、2度目の参加です。
ブース出展では、「谷津山・生きもの・るくる出張所」として、谷津山での研究・調査結果や、高校生への環境学習支援や自然体験講座など、当会の活動写真を展示しました。ミニ体験では、「どんぐりころころ」や「ドングリの見分け方」、「土壌層の展示」、「土壌動物の観察」を行いました。
ミニトークでは、「草木の色・いろいろ・色水遊び」と題し、秋に谷津山で採取したクサギの実やいろいろな植物から色を抽出し、草木染めで使うアルミ媒染液、鉄媒染液を使って色の変化をみました。
当会では、身近な谷津山の植物を用いたいろいろな自然体験講座を実施しています。これからもいろいろな企画で多くの人に谷津山を利用し、生きものに親しんでもらいたいと考えています。
「平成26年度しずおか森づくり貢献証」マスターとして、認定していただきました。
谷津山再生協議会は、12月24日に環境省 環境局 生物多様性センターで、「谷津山について」展示しました。来年、2月23日頃まで展示しています。谷津山再生協議会の活動内容(学びの活動、体験学習講座、谷津山活用モデルエリア)や谷津山の風景・環境・動植物について、写真や文章で紹介しました。また、調査研究内容をまとめた「放置竹林における種の多様性」についてポスター掲示しました。掲示パネルの前にはテーブルを置き、今まで谷津山体験学習講座で行ってきた「草木の彩(色取り)」のクサギ、コセンダングサ、ビワ、アカネ等の草木染めの木綿ハンカチや、「野草de紙すき」のカラムシの和紙などを展示しました。体験学習講座では、100円ショップで買える材料や安価な材料と、谷津山の草木を組み合わせて体験を行っています。また、谷津山に生育するドングリの紹介もしました。ドングリといってもブナ科の実の総称であり、いろいろな種類があります。同じ種類でも木によって実の大きさや形が異なります。それを並べて額にはり、整理して、種名をつけ、展示物として作成することで、比べることもゆっくりと観察することもできます。
谷津山再生協議会では、谷津山での学びの活動や体験学習講座だけでなく、谷津山の魅力を多くの人に伝えるために谷津山の外での展示や講演にも力を入れています。
谷津山再生協議会は、12月6日(土)に静岡学園高校の一年生約100人と谷津山活用モデルエリアで体験学習を行いました。5人ぐらいのグループで約20班ほどが、放置竹林が広がる前の草地(草刈り等の管理が行われている草地)と放置竹林の林床の植生比較調査を行いました。それぞれの環境に、50cm×50cmのコドラート枠を置き、植物がどのように被われているかの図と植披率、植物種数、確認された植物について記録をしました。調査結果は、放置竹林が広がる前の草地では、6~16種類、植披率は60~100%、放置竹林では1~3種類、1~10%でした。見ただけでも違いはわかることですが、数値化してみるとその結果ははっきりとします。そして、この結果を元になぜこのような違いが出るのかを考えてもらいました。人が管理をすること、放置をすることでどのような結果が生じるのか、植物が多種類で被われるようにするためにはどのようにすればよいのか、気づいてもらうこと、考えてもらうことがこの体験学習の目的です。そしてこの結果を通して、今後行動に移していけるようになってもらえばいいと思っています。谷津山再生協議会では、気づき、考えるための体験学習をこれからも行っていきます。
谷津山再生協議会は、11月15日(土)に静岡学園高校の一年生約100人と谷津山活用モデルエリアで体験学習を行いました。今回は、静岡県の山や谷津山においても特徴的な急傾斜地の竹林を登ってみることを体験してもらいました。放置竹林が増加する理由は、管理者の高齢化やタケの利用が減ったことなどがありますが、竹林が広がっているところは急傾斜地に位置することも多いです。その竹林の中を歩いてもらい、登るだけでも大変な中でタケを伐ったりする作業がどれだけ大変かを体験してもらいました。また外側からだけではわからない竹林の中の状態を見てもらいました。竹林をぬけると、富士山が見わたせるところにつき、今度は竹林を伐採したあと、若竹切りや、草刈り作業など維持管理を行ったところを下っていってもらいました。このような環境を実際歩いてもらい、放置竹林と人が管理する環境の違いを観察して、考えてもらうことが目的です。谷津山再生協議会では、現状を比較し、考え、行動してもらうための環境学習に力を入れています。
谷津山再生協議会は、国際ソロプチミスト静岡さんと共に、10月26日(日)に谷津山体験学習講座3として、「草木の彩(色取り)」を実施しました。当会の活動拠点である「谷津山活用モデルエリア」において、谷津山にある草木、庭に咲く花、野菜を集めていろいろな色を取る試みと、その色を利用した草木染め体験です。草木染め体験では、季節は秋、黄八丈で知られる鮮やかな黄色を出すコブナグサ、数少ない青色に染まるクサギの実をつかったハンカチの模様染めを行いました。ハンカチを染め液に浸けたりミョウバンの媒染液に浸けて色を定着させている間、植物の色水遊びを行いました。細かくした草木の葉や花、実をすり鉢ですり水を加え、漉して色を取り出しました。17種類の鮮やかな色水、元の色と変わってしまった色水ができあがりました。それを3本の試験管にわけ、そのままのもの、アルカリ液(木の灰水)、酸(酢)を加えたものを作りました。参加者全員で色の変化を見ながら、植物がもつ色素の特徴について考えたり、鑑賞しました。その後、草木染めを行っていたハンカチを水洗いして、干して鑑賞しました。身近な植物の素材と100円ショプのグッズを使い、気軽に楽しめて、また家に帰っても行える講座を行いました。今後も身近な草木や素材を使って、体験する講座を、企画していきたいと考えています。
静岡新聞の報道
谷津山再生協議会は、10月18日(土)・19日の秋の園芸市で谷津山歩きing(やつやまあるきんぐ)を実施しました。両日とも9時30分、10時の2グループに分かれて東静岡にぎわいゾーンから静岡市提供のバスで出発です。清水山公園からは、谷津山山頂、ピクニック広場を通り、護国神社へ降りて東静岡駅まで2時間半ほど歩きます。会員は参加者の皆さんに谷津山の周辺にある寺社や谷津山の名前の由来、古墳などの話、谷津山の環境や放置竹林、伐採した跡地の管理の話などをしました。タラヨウ(ハガキノキ、郵便局の木)、キンモクセイの花、サネカズラの実、イスノキの虫こぶ、クサギなどの植物の話もしました。天気に恵まれ、ピクニック広場からは、10月16日に初冠雪した富士山も見えました。園芸市の会場に戻ったところで、当会構成団体である「都忘れの会」が大切に育てたミヤコワスレの苗を参加者にプレゼントしました。
当会では多くの人に谷津山の魅力や公益的な価値を知ってもらい、身近な自然として利用し続けてもらいたいと思っています。これからも私たちは谷津山の魅力について情報発信していきます。
谷津山再生協議会は、9月20日(土)に静岡学園高校の一年生約300人に谷津山の話をしました。この話の前に、谷津山散策を終え、実際に谷津山の環境を見てきた学生たち、私たちの話をどのように受け止めてくれるでしょうか。まず始めに「谷津山周辺の史跡と文化」、今川時代、徳川時代のゆかりの寺社や、谷津山の古墳、周辺の地名の由来について話をしました。次に「谷津山の動植物と生物の多様性」について、人の利用が多様な生物の生息環境を作っているという話です。これから学生さんたちには、実習として草刈り等の管理をしている草地と放置竹林の林床の植生調査を行ってもらいます。自分の目で見て比較して結果について考え、今後の谷津山との関わり方について考えるきっかけになってもらえばよいと思っています。最後に「谷津山の生態系サービスと公益的な価値」について、谷津山は文化的なサービスを受けることのできる環境であり、そこに公益的な価値があるという話です。
谷津山再生協議会では、今後も野外・屋内において環境学習の場を提供し、その学びを支援していきます。
谷津山再生協議会は、9月6日(土)に静岡学園高校の一年生約100人と谷津山散策を行いました。前日までの雨からか天気は良かったものの、蚊が多く発生しており、若い血をたくさん提供してきました。谷津山散策は、谷津山にどんな環境があり、私たちがどのようにその環境に関わっているのか、関わっていけば良いのかについて、話からだけでなく、実際見て、感じてもらうことを目的としています。木陰や風の涼しさ、セミの声を聞き、草木を観察し、昆虫探しや谷津山から見える景色に目、耳、鼻などを使って感じてもらいました。
谷津山再生協議会は、谷津山の環境を使って見る、触る、感じる、体験をする場を提供することにも力を入れていきます。
谷津山再生協議会は、8月27日(水)に静岡市立東中学校で、谷津山の周辺の歴史、自然について話をしました。これは東中学校さんの総合学習の一環で、一年生の皆さんが「地域の人に学ぶ」をテーマとし、各グループに分かれてリポート用紙にまとめる学習でした。そのうち1グループが、身近にある谷津山で活動をしている当会から話を聞くことにしたようです。私たちは、身近な環境である谷津山についてよく知ってもらいたいという思いから、谷津山周辺の史跡と文化では、谷津山の名前の由来や古墳の話、周辺の寺社には、今川氏、徳川家康などの歴史に名を残す著名な方のゆかりの地が多くあることなどの話をしました。谷津山の自然については、谷津山の環境や動物、植物の話、そしてまわりで暮らしている私たちとのつながり、当会で取り組んでいる活動についての話をしました。生徒さんたちはとても熱心に話を聞いてくれ、最後に私たちが谷津山再生協議会に入ったきっかけや活動していて良かったと思うことなど、積極的に質問をしてくれました。当会では今後も地域の学校における環境学習支援を行っていきます。
谷津山再生協議会は、8月24日(日)に谷津山体験学習講座2として、「野草De紙すき」を実施しました。当会の活動拠点である「谷津山活用モデルエリア」において、野草から紙を作る試みです。まず始めに谷津山活用モデルエリアで紙となる原料のマグワ、カラムシを採取しました。どんな野草からも紙を作ることはできますが、繊維の取りやすい、そして谷津山に多くある素材を用いて行いました。これらの植物の茎、枝から紙の原料となる繊維をとるため、皮をむきました。次に重曹を用いてアルカリで煮ることにより、繊維(セルロース)をくっつけているリグニン、ヘミセルロースをとかしました。そのあと、水の中でもんだり、トンカチで叩いて紙の原料となる繊維を取り出しました。それを絞って細長くし、細かく切って、漂白剤で少し白くしました。水に繊維を溶かして、枠に流し込んだり、自由に形を作ったりして、押し花や押し葉をおいて、オリジナル作品を作りました。普段何気なく使っている紙ですが、紙が木からできていて、身近な植物の繊維を使って作れること、1枚の紙を作るのも大変なことを楽しみながら体験してもらいました。今後も谷津山の草木や素材を使って、谷津山体験学習講座を行っていきます。
谷津山再生協議会は、6月29日(日)に谷津山自然講座1として、「草木の彩(色取り)」を実施しました。当会の活動拠点である「谷津山活用モデルエリア」において、草木から色を取る試みです。まず始めに用意しておいた谷津山にも生育しているアカネの根、ビワの葉、コセンダングサの葉・茎の染液をつかって、コースターやハンカチの草木染めを行いました。ハンカチは、参加者がビー玉や割り箸、洗濯ばさみ、輪ゴムを使って模様を作り、染液につけました。浸けている間に今度は谷津山の草木を採取して色水作りに挑戦です。細かくした草木をすり鉢ですり水を加え、漉して色を取り出します。一つの植物につき、3本の試験管に色水を入れ、そのままのもの、アルカリ液(木の灰水)、酸(酢)を加えたものを作ります。植物から取り出した色が想像と違ったもの、酸やアルカリ液を加えて大きく変化したもの、あまり変化しなかったもの、参加者全員で変化の様子を語り合ったり、鑑賞をしました。その後、染液につけ、その後媒染腋(ミョウバン液)につけ、また染液に浸けたハンカチを水洗いし、干して参加者全員で鑑賞しました。それぞれ世界に二つとないハンカチの完成です。今回は100円ショプで買ったグッズを使い、手軽に野外で楽しめる講座を行いました。この講座は、もっと生活に身近な草木を取り入れてみようと企画したものです。
今後も谷津山の草木や素材を使って、谷津山自然講座を、2回、3回と企画していきたいと考えています。
谷津山再生協議会は、5月17日(土)に静岡学園高校の一年生約100人と谷津山散策を行いました。前回の「谷津山から学ぶ」と題して話したガイダンスから、今度は谷津山に一緒に登り、自分の目で見て聞いて、感じてもらう「百聞は一見にしかず」です。この日は天気もよく、谷津山の一つの特徴である景色の良さ、南アルプス、駿河湾までよく見えました。
谷津山再生協議会では、谷津山について情報発信するだけでなく、一緒に歩き、話し、体験する場を提供することにも力を入れています。
谷津山再生協議会は、5月11日(日)に春の森づくり県民大作戦の一環として、イベントを実施しました。当会の活動拠点である「谷津山活用モデルエリア」において、低木や亜高木・高木の樹高を人間の身長を基準にして高さくらべをし、図示してもらいました。また、大きく育ったシラカシの樹高を参加者の皆さんに予想してもらいました。予想は15m~30mと開きがありましたが、20m前後を予想する人が多く、実際樹高ポールを使って調べた結果23m70cmありました。土の中にいる生きものや、幼虫が枯れたモウソウチクなどのタケ材を植樹とするベニカミキリ、地表を歩くオサムシ類やゴミムシ類、飛翔するアゲハチョウなども大きさくらべをしました。樹木については、成木となったときの樹高について図鑑で調べました。今回のイベントは、生きものの大きさくらべをすることにより、縦方向の広がり、森林の階層構造や、生きものの大きさの多様性、時間における変化について考えてもらうことでした。
谷津山再生協議会では、生きものの不思議について体験・考える場を提供するイベントについても開催していきます。
谷津山再生協議会は、4月19日(土)に静岡学園高校の一年生約300人に「谷津山から学ぶ」と題して話をしました。谷津山再生協議会の役割や谷津山の場所としての重要性、環境、景色、生きもののつながりについて紹介しました。
前年度に引き続き、谷津山散策や谷津山活用モデルエリアでの体験を通じて、高校生の皆さんには谷津山から多くのことを学んでいただきたいと思います。谷津山再生協議会では環境学習の場を提供し、その学びを支援していきます。
谷津山再生協議会は、4月12日(土)・13日(日)の春の園芸市で『谷津山歩きing(やつやまあるきんぐ)』を実施しました。両日とも9時30分、10時に東静岡にぎわいゾーンから静岡市提供のバスで出発し、清水山公園に到着しました。ここから谷津山再生協議会の会員の説明を受けながら谷津山を散策しました。谷津山やその周辺にある寺社、古墳など古き時代にも想いをはせました。春霞があって、富士山や南アルプスはうっすらとしか見えなかったものの、周辺の景色や、ウグイスなどのさえずりにも耳を傾けました。ソメイヨシノはほとんど散ってしまっていましたが、サトザクラは満開でした。花の姿が釣り糸を垂れている浦島太郎に似ていることから名前がつけられた、ウラシマソウの花を鑑賞しました。清水公園~谷津山山頂~ピクニック広場~護国神社~東静岡にぎわいゾーンまで2時間半ほど歩きました。園芸市の会場に戻ったところで、当会構成団体である「都忘れの会」から参加者にミヤコワスレの苗をプレゼントしました。
当会では多くの人に谷津山の魅力や公益的な価値を知ってもらいたいと考えています。谷津山を多くの人に身近な自然として利用し続けてもらえるように、これからも谷津山散策の案内を実施していきます。
谷津山再生協議会は国際ソロプチミスト静岡さんと共に、3月16日(日)に『タケの根観察 春のタケノコ掘り』を実施しました。
当日は天気も良く暖かな日で、高校生、ご家族での参加があり45名ほどで行いました。谷津山活用モデルエリアを登っていき、会員のタケノコマイスターがタケノコ掘りのコツを伝授しました。一つ見つかると次々と見つかるご家族もあり、皆さん掘る作業に熱心になっていました。途中、タケノコ掘りを行いながら「たけ もうそうだけのおやこ」(甲斐信枝さく、福音館書店)の読み聞かせを行い、たけのこはその地下茎からうまれてくることを実感してもらいました。最後にタケノコ掘りはイベント等に参加をし、許可を得た場所で行うことと、掘りとった筍を味わってもらうため、会員お奨めの筍レシピをお話ししました。少し早い旬の味、初物の味を味わっていただき、春の訪れを感じてほしいと思います。
当会では自然を身近に感じ、体験してもらうためのイベントをこれからも実施していきます。
谷津山再生協議会は、3月8、9日に行われた静岡科学館る・く・るの「サイエンスピクニック2014」で、ブース出展とミニトークを実施しました。
ブース出展では、「谷津山・生きもの・るくる出張所」として、谷津山の環境や生きもの、私たちとのつながりについてポスターや写真の展示をし、クイズラリーを行いました。ミニ体験では、「やってみよう」、「のぞいてみよう」、「かぞえてみよう」と、谷津山から出張してきた生きものの観察を行いました。
ミニトークでは、「谷津山トコロジスト養成講座!!」と題し、谷津山の場所の専門家として養成するための講座を行いました。トーク後、受講者には認定証を渡しました。
当会では、これをきっかけに谷津山へ登ってみようと思う子供さんや保護者、学生の方々が増え、多くの人が谷津山を楽しみ、学びの場、身近な環境として広めていっていただきたいと願っています。
谷津山再生協議会は、1月31日(金)に静岡県立農業高等学校環境科学部(環境土木系列)の二年生25名の授業支援を、活動地である谷津山活用モデルエリアで行いました。
当日は「植物を同定する方法について~葉で植物を分類する~」と題して、植物を見分けるポイントについて会員から話を聞きました。その後、学生一人一人が葉を採取し、ルーペを使いながら葉の形や毛の有無などについて観察しました。また、タケ伐採跡地と放置竹林内で植生調査を行い、下層植生の種数や植披率などの比較を行いました。
学生たちは、調査を行った後、各自で結果について考察し、谷津山や活用モデルエリアの利用方法や管理方法についても考えました。
谷津山再生協議会は、これからも「谷津山活用モデルエリア」で、地域の学校や皆様に環境学習の場を提供していきます。
谷津山再生協議会は、12月7日(土)に静岡学園高等学校の高校生約90名と協働して「谷津山活用モデルエリア」の整備活動及び植生調査による生育環境の比較を行いました。学生は、会員と活動の中で話し、体を動かすことで、生物多様性や人の維持・管理について学んでいきます。谷津山再生協議会は、これからも当地を環境学習支援の場として活用していきます。
谷津山再生協議会は、11月16日(土)に静岡学園高校の高校生約90名と協働して「谷津山活動モデルエリア」の整備活動を行いました。また、当日は谷津山再生協議会会員の指導で、当地における植生調査を行い有意義な時間を共有しました。谷津山再生協議会は当地を環境学習支援の場所として活用していく方針です。
谷津山再生協議会は、11月2日(土)に静岡学園高等学校1年生の授業支援を活動地である谷津山活動モデルエリアで行いました。当日は約60名の学生を2班に分け、1班(30名)は竹林の整備を、別の班は放置竹林内とタケ伐採跡地における植生調査をそれぞれ交代して行いました。この学習目的は、放置竹林内の植生の貧弱化を認識し、そのことから竹林整備の大事さを知ることでした。学生たちはまじめに竹林整備と会員の指導による植生調査に取り組みました。
谷津山再生協議会は、9月29日(日)に静岡県立農業高等学校、静岡県立科学技術高等学校の学生を交えて散策路の整備活動を行いました。
活動地である「谷津山活用モデルエリア」を訪れる人は徐々に増えていますが、足場が悪いことから散策路の整備が急がれていました。
当日は高校生の力を借りて一部の散策路を整備しました。谷津山再生協議会は当地を環境学習支援の場所として活用していく方針です。
協議会のメンバー3名が同高校に出向き、「谷津山の公益性について」と題し、一年生約300名を対象に話をしました.
「谷津山をきれいにする」をテーマとした総合学習の一環として、静岡市立東中学の生徒さんが、8月28日(金)に「谷津山活用モデルエリア」を訪れました.
総勢50名が二つのグループに分かれ、一方は草刈りもう一方は伐採した竹の片付けに汗を流しました.草刈りは、スミレやタンポポの仲間など草丈の低い植物が生育できる環境を整え、生物種の多様性を維持するための作業です.ノコギリを使う片付けの作業では、短時間のうちにノコギリの使い方が上達しました.二時間ほどの作業を終える頃には、周囲は清々しい空気が漂うようになりました.
残暑の中でしたが、カマキリ(コカマキリ)を捕えたり、セミの仲間の抜け殻を見つけたり、生き物と直接にふれあう体験をしていただきました.
静岡県立科学技術高校の自然科学部のメンバーと顧問の先生が、バイオエタノールの材料として谷津山にある放任竹林の竹の現存量を知る目的で「谷津山活用モデルエリア」でサンプル採取をしました.同時に、竹の生育密度と胸高直径の測定を行いました.
バイオエタノールに関する研究結果は、近日中に行われる発表会で公表されます.
谷津山近くの東鷹匠町に移転開校した静岡学園高校の今年の新一年生の総合学習が5月18日(土)と6月1日(土)と7月6日(土)に谷津山で行われました。
開校3年目の新学期を迎え、新一年生が総合学習「緑風塾」の授業として谷津山再生活動に参加するものです。
4月20日に新一年生全員(約320名)が体育館で、谷津山再生協議会の代表より「谷津山の現状」と題した講義を受け、今回3クラス(約108名)に分かれ実際に谷津山を歩き、谷津山の現状を見てもらいました。
当日は清水山公園から登り、植物や歴史の話、放置竹林の現状と問題、市街地に位置し町山としての公益性等の説明を協議会会員から受け、生徒の皆さんも谷津山の保全活動の重要性を少しでも感じてくれたようです。
谷津山再生協議会は国際ソロプチミスト静岡と共に、5月19日(日)に「春の森づくり県民大作戦」の一環として、『ゆっくり谷津山自然観察ウォーキング』を実施しました。
当日は、さわやかな天候にも恵まれ、大学生を含む45名の参加者がありました。
朝9時に清水山公園を出発し、ゆっくりとした足取りで山頂へ向かいました。
途中では、会員が植物や歴史に関する話をした他、放置された竹林の状況などについても話をしました。
また、標高108mの谷津山山頂を下った場所では、小道に咲くミヤコワスレの可憐な姿を観察しました。
そこでは、「都忘れ」の呼称の由来や、原種であるミヤマヨメナの全国分布などについても話をしました。11時30分には、清水山公園に戻り解散となりました。
参加者の多くは、市街地にありながら谷津山の豊かな植物相に感心していました。改めて身近な自然環境の保全活動が重要性であることを感じた一日でした。